30代中年おじさんのナンパのススメ

ナンパして、人生をバラ色に変えちゃおう

第22回、足立花火大会2016ー1

去年に引き続き、足立区の花火大会にやってきた。 相方はお馴染みのアラシ。 メインとなる会場は荒川河川敷である。 あの広い河川敷に人がびっしりと集まっている。 俺たちは花火がよく見えるような場所を求め、ブルーシートやレジャーシートのすき間を縫っ…

第22回、足立花火大会2016ー1

第21回、レイプ魔と俺-8

俺達はそのまま尾行を続けた。 坂を上がりきって信号を渡るとコンビニがある。 コンビニを通り過ぎたところで女の通話が終わったようだ。 俺はすかさずアラシから離れ声をかけた。 「こんばんは、大丈夫ですか?」 「あ、は~い。大丈夫で~す。」 女はゆったり…

第21回、レイプ魔と俺-7

俺達もすぐに動けるように距離を縮めた。 しかし、男は無理やりどうこうする様子はなく、しばらくしたら女から離れていった。 男はレイプ魔ではなかった。 俺達と同じで、ナンパしてただけのようだ。 俺達と違うのは電話が終わるまで待てずに話しかけたとこ…

第21回、レイプ魔と俺-6

「もしかしたらあいつ、この暗がりに乗じて女を隅っこに引っぱり込んで無理やりやろうとしてるんじゃないですか?」 俺は少し心配になった。 「えー、まさか。 でも、どうかわからないな」 「もし、そうなったら助けましょう。」 そう言って俺は気を引き締め、グッ…

第21回、レイプ魔と俺-5

「あーはいはい、いたいた。」 「あいつもあの女狙ってるのかな?」 「えー、そんなことある?」 「だって、女の歩く速度すげぇ遅いのに一定の距離とって歩いてますよ」 「そうだな、俺らは女尾行してるからわざと遅くしてるし…」 「あ、曲がった」 作業着の男は右に曲が…

第21回、レイプ魔と俺-4

しばらくすると、女は立ち上がり歩き始めた。 東口の出口を出て階段を下りる。 電話はしたままだ。 スカウトマンらしき若者が電話中の女に何やら話しかけている。 しばらく話した後スカウトマンは駅に戻っていった。 「ハヤオ、どうする?」 アラシが聞いてき…

第21回、レイプ魔と俺-3

行き交う人、特に男は彼女のパンツが見えることに気付き、通り過ぎる時に、チラッと見ていく。 ハタから見てると、パンツを見ようとしてるのがバレバレだ。自分も他人にあんな風に見られてるんだな、 と思った時に恥ずかしさを覚えた。 40代のサラリーマン風…

第21回、レイプ魔と俺-2

「アラシさん、あれ酔ってますよ。」 「あぁ、ポイね」俺たちは顔を見るために彼女の目の前を通り過ぎることにした。 「かわいいね。」 アラシは嬉しそうに言った。 「そうですね、あとパンツ丸見えですね」「ハヤオも気づいた?」「もちろん。でもガン見すると、気付い…

第21回、レイプ魔と俺-1

ゴールデンウィークも終わり、いつもの仕事に追われる中、最初の週末がやってきた。 俺たちは、ホームタウンとも言うべき松戸駅前にいる。 前回ここに来たときには、友達の奥さんらしき人物が男と歩いていた。 あの日以来だ。 そして相方はいつものアラシ。 …

第20回、花見ー5

こんばんは、さくら綺麗ですね」「え、えぇ、そうですね」 黒い帽子の方は驚いたようすで答えた。 「どこ行くんですか?」 「あそこのスタバに…」 「じゃあ、俺たちも一緒に行っていい?」 俺はヘラヘラ笑いながら聞いた。 「いや、友達が来るんで」 「あ、そう~。じゃ…

第20回、花見ー4

西郷隆盛の銅像を、見た後また最初の桜の通路に戻った。 また奥まで歩く。 2人とも声はかけていない。 「イェーイ!!」 大学生風の2人組のチャラ男が若い女の子にビール片手に話しかけていた。 ナンパだ。 「あれってアリなの?」 アラシが俺に聞く。 「まぁ、何…

第20回、花見ー3

「ここの階段下りてみます?」 「そうするか。」 階段を下に降りると、不忍池につく。露店が眩い光をはなっている。 一通り歩き、また桜の通路に戻ることにした。 何も出来ないまま今日は終わるのか? 嫌な空気感が2人を包む。 階段を上り桜の通路に戻った。階…

第20回、花見ー2

「人、多いですね」 「そうだな、これは期待できるな」 心なしかアラシも楽しそうだ。 「一応端っこまで歩きますか」 「そうしよう。」 両サイドからの楽しそうな歓声を聞きながら、桜の途切れるところまで歩いた。 そこは広場になっていて、そのまま真っ直ぐ進むと…

第20回、花見ー1

皆さん大好きな「桜」 桜の花の下酒を飲み、楽しく騒ぐ。 まさに今お花見シーズン。 今回は都内有数のお花見スポット、上野公園でナンパすることにしました。 普段は人見知りな日本人でも、お酒が入れば陽気で社交的になりますよね。 まさに絶好のナンパスポッ…

第19回、疑惑ー8

「あれ?奥さんは?」 アラシはタクシーに乗ったことに気付かなかったらしい。 「タクシーに乗っていきました。」 「そうなの?それにしても今の動き、理解できないわ」 「俺もです。タクシーに乗るのが目的なら、階段を降りてからタクシー乗り場に行けばいいんです…

第19回、疑惑ー7

奥さんとは30mくらい距離をおき、物陰に隠れながら後を追う。 奥さんが1つ目の角を右に曲がると、小走りで角の手前まで近づき、壁の陰からそっと顔を半分出し奥さんを確認する。 また一定の距離が開いたら、素早く回り電柱の陰やビルの陰、看板の陰に隠れな…

第19回、疑惑ー6

「男が居ない。」 俺は呟いた。 「後で合流するつもりだな。」 アラシが言う 奥さんは左に進み、階段を降りた。右手にスマホを持ち耳にあて、誰かと電話しているようだ。 俺たちのは、慎重に、バレないように距離をとり、見失わないように後をつけた。 階段を降…

「男が居ない。」 俺は呟いた。 「後で合流するつもりだな。」 アラシが言う 奥さんは左に進み、階段を降りた。右手にスマホを持ち耳にあて、誰かと電話しているようだ。 俺たちのは、慎重に、バレないように距離をとり、見失わないように後をつけた。 階段を降…

第19回、疑惑ー5

「それにしても、似てたんですよね。もう今更ですけど…。」 一体どこに消えたのだろうか。 「やっぱ他人のそら似なんじゃ無いの?普通タバコ吸わないでしょ、男と歩いているの見られたんなら。」 俺も同じようなことを考えていた。 「あっ、また。」 今度は奥さん…

第19回、疑惑ー4

リュウジと言うのは、もともとは、先輩の知り合いで近所に住んでるってこともあり、何度か顔を合わせるうちに、先輩抜きでも時々飲みに行くような仲になった友人だ。 もちろん奥さんとも、何度となく顔を合わせたことがある。だが、ハッキリと顔を覚えてなく…

第19回、疑惑ー3

「あれ? アラシさん、あれリュウジの奥さんじゃない?」 俺は驚きと同時に慌てて奥さんを指差し、アラシに確認を求めた。 「ん?あれ?うーん? 解んないなぁ。 おれリュウジの奥さんって、あんまりハッキリ見たこと無いんだよね」 アラシは俺の指差す方向に 目…

第19回、疑惑ー2

ここには、スカウトマンらしき若い兄ちゃんが4人ほどいて、ジットリとした瞳で改札から出てくる女性を選別している。ひと度お眼鏡にかなうと、すぐさま声をかけに行くのだ。 まわりに人が居ようが居まいが関係ない。 躊躇なく声をかけれる姿勢は見習うべきと…

第19回、疑惑ー1

少しずつ肌寒くなってきた頃、俺たちは松戸駅にいた。 松戸駅は改札が二階で、東口も西口もデッキになっている。 ここは、古くからの宿場町で、東京の玄関口とも言える。 快速電車も停まる大きな駅だ。 JRの改札の隣には、新京成の改札があり、多くの乗降客…

第18回、酔っぱらいにご注意ー6

彼女は駅から、大通りに向かう道を歩いていた。 この大通りは、蔵前橋通りと言われ 千葉方面から真っ直ぐ蔵前の方に延びている道路だ。 「友達が迎えに来てくれるって言うんで、蔵前橋通りで待ってようと思って。」 「あぁ、そっか、良い友達だね」 「そうなんで…

第18回、酔っぱらいにご注意ー5

まわりよりスローペースで歩く女。 時々ふらつくのは、酔っている証拠。 「アラシさん、あれ酔ってますよ。どうぞ。」「いや、ハヤオ良いよ」 俺たちは、別に酔っている女を襲おうってことじゃない。 ただ、酔っているとみんなガードが低くなり、知らない人でも…

第18回、酔っぱらいにご注意ー4

「いえ、よく見えないんですよ」 俺たちは答えた。いつの間にか後ろには鳶職らしき作業服を、着た20代後半の男も立っていた。 作業服の男はスマホを取り出し、カメラのライトで照らしながら下から覗いてみる。 「見えますか?」 みんな仔猫が心配だった。 「あっ…

第18回、酔っぱらいにご注意ー3

ミャー、ミャー。 あいかわらず仔猫の鳴き声が聞こえる。 「あれ?まだ猫鳴いてますね」「そうだな、どこから聞こえるんだ?」「俺もそう思ったんですよ。こっち?」 俺は宝くじ売り場の裏に回った。ミャーミャー。声がする。宝くじ売り場とイトーヨーカドーの間の…

第18回、酔っぱらいにご注意ー2

「ここ目立つね」 アラシが言う。 「そうですね、ちょっと歩きましょうか」 俺たちは歩き出した。 南口を出て左に進むと、地蔵通りがある。 この通りは汚い居酒屋とイヤラシいお店が乱立している素敵な通りだ。 そこを抜けると、キャバクラの呼び込みが大勢立っ…

第18回、酔っぱらいにご注意ー1

JR総武線小岩駅。 この駅に来るのはもう何度目だろうか? 以前来たとき、アラシが声をかけた瞬間、 女の人が「キャー」って悲鳴を上げたのを思い出す。 秋の夜風が涼しく、時折肌寒く感じる。 誰が言ったか知らないが、秋は何をするにも良い季節らしい。 食…