30代中年おじさんのナンパのススメ

ナンパして、人生をバラ色に変えちゃおう

第5回、花火大会の日-3

女の子の背後にサラリーマン風の男二人組


その少し後ろに女性一人が歩いていて、声がかけづらい


サラリーマン二人組に、「あいつナンパしてるぜ」って思われるのも嫌だし、失敗した所を見られるのも嫌だなぁ。


そう思って、俺はしばらくあとをつけてみることにした。


タイミングを見計らって声をかけよう。


信号に引っかかり、みんな足止めを食らった。


信号が青に変わる。
歩き出した。


サラリーマン風の二人組が先に行く


その後ろにターゲットの女性。


その後ろに一人歩く女性


その後ろに私がいる。

先頭のサラリーマン達とターゲットとの距離は2m弱


ターゲットと、その後ろの女性との距離1m


もうダラダラと歩くのにも疲れた。


勇気を振り絞り声をかけてみることに。
近づくと、耳にイヤホンをしている。
話しかけしずらい。
しかし、躊躇している間もない。


「スイマセン、あのーこれ落としませんでしたか?」
俺は、持っていた自分の携帯をつまむ形で持ち、彼女によく見えるように差し出した。