30代中年おじさんのナンパのススメ

ナンパして、人生をバラ色に変えちゃおう

第7回、リベンジ-1

前回は1人でナンパにチャレンジしたが、不甲斐ない結果に終わってしまった。
そのことで、少しはあった自信は崩れ去ってしまったのだ。


だが、今回は 相方のアラシも一緒である。


駅は、前回同様KS駅。
相変わらず、人は多い。


「ホントだ、結構人いるねぇ」
アラシには事前に俺が1人で来たときの事話してある。人が多いこと、俺が地蔵になったこと、一通り話しておいたのだ。


「でも、ここまで人が多いと逆に行きづらいわ」


「わかります、ベンチに座っている奴とかの視線が気になりますよね」俺は答えた。


俺達は、必要以上に他人からの視線を意識してしまう傾向があるようで、それによって動けなくなることがある。


周りも俺達の事なんかいちいち見てなんかいない。そう思ってはいても、つい周りの視線を意識してしまう。


これを克服出来れば、ガンガン声かけできるようになるのだが。
難しいもんだ。