第22回、足立花火大会2016ー1
去年に引き続き、足立区の花火大会にやってきた。
相方はお馴染みのアラシ。
メインとなる会場は荒川河川敷である。
あの広い河川敷に人がびっしりと集まっている。
俺たちは花火がよく見えるような場所を求め、ブルーシートやレジャーシートのすき間を縫って歩いた。
2人が座るくらいのスペースならまだまだありそうだ。
「この辺でいいですかねぇ?」
アラシに聞く
「いいんじゃない。座ろうか。」
前日に雨が降ったので、地面はまだ少し湿り気を帯びていた。
俺たちは駅前でもらったウチワをケツの下に敷き座った。
「それにしても俺らってホント2度オイシいと言うか、一石二鳥と言うか…よく考えるよな。普通に花火を楽しんでから、その客目当てでナンパするんだからな」
楽しそうにアラシが言う。
「そうですね。それで結果が出せれば言うこと無し。まぁ失敗しても、花火見に来たと思えばいいですからね」
「そうだな、損はないな」