第22回、足立花火大会2016ー13
「あれ~。遅いなぁ?トイレ行って迷子になったんじゃない?ちょっと見てくるよ。」
俺はトイレのある方へ向かった。
トイレの前に着いて、鍵がかかっているかチェックする。
1つだけ鍵のかかっているトイレがあり、俺はしばらく待つことにした。
トイレのドアが空き、中からワンピースが出て来た。
「大丈夫?心配だったから迎えに来たよ」
「ほんと。ありがとう」
足元も暗くて見えない中、ワンピース女が転ばないように横に付いて歩く。
「あ、でかい石が落ちてる。気をつけて。」
そう言ってワンピース女の手を取る。
2人で手をつないだまま元の場所に戻った。