30代中年おじさんのナンパのススメ

ナンパして、人生をバラ色に変えちゃおう

第7回、リベンジ-4

女の子はアンケートの人から解放されたようだ。


女の子は改札に向かうエスカレーターに乗っていた、
急いで後を追いかけ、声をかけた。


あの、すいません今アンケートに答えてましたよね。少し聞きたいことがあるんで、少しだけいいですか?」

「はぁ、何ですか?」女の子は怪訝そうな顔をしてこちらを見た。

「あの人達、結構あそこでアンケートとってるんですけど、知ってました?」


「いえ、知りませんけど、何なんですか?」その女の子は高校生ぐらいに見える。
化粧っ気もなく純朴な少女だった。


「実は、少し調べてまして、」


「警察の方ですか?」

「いえ、警察ではないんですけど、ちょっと調べていまして」
ここで警察をかたると、捕まってしまいそうなので、正直に答えた。


「探偵ですか?」


「まぁ、そんなもんですね。」
ここは嘘をついても問題ないし、そう思ってくれた方がやりやすい。


「どんなことを調べてるんですか?」


「それは、守秘義務がありますので、詳しいことは言えないんですが、さっきのアンケート、何を聞かれたか教えてもらっていいですか?」
俺は、探偵気取りで女の子に聞いてみた。