30代中年おじさんのナンパのススメ

ナンパして、人生をバラ色に変えちゃおう

第21回、レイプ魔と俺-8

俺達はそのまま尾行を続けた。
坂を上がりきって信号を渡るとコンビニがある。


コンビニを通り過ぎたところで女の通話が終わったようだ。


俺はすかさずアラシから離れ声をかけた。


「こんばんは、大丈夫ですか?」


「あ、は~い。大丈夫で~す。」
女はゆったりと返事をしてUターンをした。



「どこ行くの?」


「コンビニ~。彼氏くるから~。」
そう言って女はコンビニの駐車場に入っていった。



俺はそのままアラシの元に戻る。


「駅まで遠いな」
アラシはつぶやいて、坂道を下っていった。